デジタルデバイドという言葉をご存知ですか?
実は近年、このデジタルデバイドという問題が広まっています。
デジタルデバイドとは、パソコンやインターネットなどのIT(情報技術)を使いこなせる人と使いこなせない人の間に起こる、待遇や貧富、機会などの格差のことです。
この格差問題は、今後ますます広がると懸念されています。
デジタルデバイドはどうして起こるのか?
その一例を上げてみます。
近年、インターネットショッピングやオークションが流行しており、インターネットで物を買う人が急増しています。
本やおもちゃ、はたまた食料品までもがインターネット上に売られており、その品揃えの豊富さはコンビニの比ではありません。
インターネットで、何でも買えてしまうのです。
すると必然的に、買い物客はどこか近くの店に足を運んで買い物をする機会が減っていきます。
店には、客足が遠のき、売り上げが減り、最後は店を畳まなくてはならない状況に追い込まれてしまいます。
逆にインターネットで物を売る方にしてみれば、そういった店がなくなることにより、インターネットで物を買う人が増え、さらに潤っていくでしょう。
これがデジタルデバイドです。
パソコンやインターネットの知識やスキルがまったくないという人は、これからの時代、本当に厳しい状況へと追い込まれていくことになると思います。