試験では実技科目というものがあり、実際にワードやエクセルを操作しながら問題に挑む必要があります。
しかしワード、エクセルと言っても、ご存知のとおりそれらにはバージョンがあり、バージョンごとに操作性が異なっています。
そのため、受験者は試験に使用するバージョンを試験前に選択することができるようになっています。
日商PC(文書作成)3級の場合は、ワード2000、2002、2003、2007の中から選択し、
日商PC(データ活用)3級の場合は、エクセル2000、2002、2003、2007の中から選択することになります。
ワード、エクセルともにバージョン2003以前とバージョン2007では操作性にかなりの差があり、2003以前のバージョンを使い慣れた方にとっては困惑してしまう場面が多くあると思います。
ですので、勉強前にどのバージョンで受験するのか決めておいてください。
当然、自分が使い慣れているバージョンを選ぶのが無難です。
これから初めてワードやエクセルを勉強されるという方は、私はワード、エクセルともにバージョン2003をおすすめします。
ひととおりのバージョンをさわりましたが、やはりこのバージョンが一番使いやすかったです。
職場のパソコンでもこのバージョンが一番多いのではないでしょうか。
ただ、最新バージョンは2007(2009年6月現在)となっていますので、新しいバージョンの方が良いという方はそちらを選んでもまったく問題ありません。